カナダの夏休みはとても長く、約2ヶ月(6月末〜9月上旬)もあります! そのため多くの家庭では、共働きの親にとって「子どもをどう過ごさせるか」が大きな課題になります。
子供の祖父母が近くに住んでいる場合は、預かってもらったりしている家庭も多いのですが、うちは両親もカナダにはおらず、共働きなので、必須です。
今回は、カナダで一般的なサマースクール(サマーキャンプ)の過ごし方やプログラムの種類をご紹介します。
サマースクールとは?
カナダでの“サマースクール”は、日本のような補習的な意味合いというより、 体験型・遊び中心・学びもある多様なプログラムを指すことが多いです。
子どもたちは日中サマースクールに通い、親は通常通り仕事へ。 まさに“夏の学童保育”のような役割を果たしています。
サマープログラムの種類
1. アート・クラフト系
- 絵画、工作、陶芸、写真など
- 想像力や表現力を育む人気プログラム
2. スポーツ系
- サッカー、バスケ、水泳、自転車、体操など
- エネルギーを発散できて、運動好きな子にぴったり!
3. STEM・学習系
- サイエンス実験、ロボティクス、プログラミング、数学遊びなど
- 「遊びながら学ぶ」をテーマにした内容
4. 自然体験・アウトドア系
- キャンプ、ハイキング、動物とのふれあいなど
- カナダならではの大自然で思い切り遊べる!
5. 言語・文化系
- フランス語・英語•日本語の語学強化
- 多文化体験や演劇などを通じて言葉や文化を学ぶ
料金とスケジュールの例
- 基本1週間単位で申し込み可能
- 8:30〜15:00前後が一般的な時間帯
- 延長保育(after care)がある場合も
- 費用は週ごとに $200〜$500程度(内容や場所によって大きく変動)
サマースクールのメリット
- 長い夏休みでも生活リズムが保てる
- 新しい友だちとの出会いがある
- 学校ではできない体験ができる
- 英語力や自立心も自然に育まれる
申し込みのタイミングも重要!
人気のプログラムですと、すぐに定員が埋まってしまう場合も多く、基本的には1週間ずつの申し込みなので、親としてもパズルを埋めていく様な感覚です。幸い、我が家の場合は、通常通っている学童保育(ビフォーアフタースクール)がサマーキャンプも行っていて、他で娘が絶対行きたいプログラムがない限り、そこに行ってます。
サマーキャンプの内容
- 週に3回はスクールバスでフィールドトリップ(遠足)に行く
- アクティビティーがたくさん!公園、博物館、ビーチ、ハイキング、室内プレイエリア(トランポリン、ボルダリング)
- センターでも毎日テーマが決まった遊び 例:宇宙、クッキング、水遊び
- 週2回ランチ提供
まとめ:親子にとっての夏の強い味方!
カナダの夏休みはとても長いからこそ、 サマースクールの存在は親にとって本当にありがたいもの。
色々なプログラムに参加することによって、子どもにとっても“楽しい!学べる!友だちできる!”の宝箱のような2ヶ月になります。
これからカナダでの子育てを考えている方、 夏休みの過ごし方に迷っている方の参考になればうれしいです。
ESL(語学)+アクティビィティー
日本から夏休みにカナダに来る場合、小学生から高校生までのお子さんが、午前中は語学学校で午後からは観光含めたアクティビティーがあるプログラムもありますので、是非来てみて下さい。