英語学習の土台になる読み方トレーニング
英語を習い始めたお子さんにぴったりの学習法として、 よく耳にするのが「フォニックス(Phonics)」。
「アルファベットは読めるけど、単語が読めない」
「単語を丸暗記していて覚えるのが大変」
そんなお悩みにこたえてくれるのが、まさにフォニックスです。
日本で育って、早期英語教育も受けてなかった私は、目から鱗の発見です!今の今まで、発音は発音記号をみて、単語がどの様に発音されているか暗記しながら、もしくは耳で聞いて真似して発音して覚えていってました。とほほ。子供の頃からフォニックスの基礎を知っていたら、もっと英語習得が早かったと思います!
この記事では、
フォニックスとは何か?
どんなメリットがあるのか?
そして、おうちでできる簡単な取り入れ方もご紹介します。
フォニックスとは?
フォニックスは、英語の「文字」と「音」のルールを学ぶ方法です。
日本語が”文字通りに読める”のに対して、 英語は文字と音が一致しないことも多く、読み方を覚えるのが難しいと感じる子も多いです。A(エイ)、B(ビー)、C(シー)とアルファベットの読み方を知っていても、英単語の発音はできません。
例えば「Apple」は、エー、ピー、ピー、エル、イーではなく、「アッポー」または「アポゥ」の様に発音します。
フォニックスでは、
- “A” は /æ/(アッ)
- “B” は /b/(ブッ)
- “C” は /k/(クッ) など、アルファベットの「音」を学ぶことで、 初めて見る単語も自分で音読できるようになります。
フォニックスを学ぶメリット
✅ 単語を丸暗記しなくても読めるようになる
フォニックスのルールを知っていれば、知らない単語でも音をつなげて読めるように。フォニックスを学ぶことで、英語の7割の単語が読めるようになると言われています。
✅ スペリング力(書く力)もアップ
読む力と同時に”音からスペルを想像する力”も育つので、書く力にもつながります。
✅ 英語が”音”として身につく
英語らしい発音で読めるようになるため、リスニングにも効果的!英語のコミュニケーション能力も向上します。
ネイティブの子供たちが英語を読む様になる流れ
英語圏の子どもたちは、学校でまず「文字の音(フォニックス)」から学び始め、それを土台にして自分で単語を読めるようになります。
まさにカナダの現地校に通っている娘がそうで、 4, 5歳のある日、英語の本を読んでいたら、フォニックスのサウンドで本を読み始めたんですね。それを始めた後はすぐにスラスラ読めるようになっていきました。
おうちでできる!フォニックスの始め方おうちでできる!フォニックスの始め方
1. アルファベットの音を覚えよう
文字の名前(A, B, C…)だけでなく、「音(ア、ブ、ク…)」を楽しく覚える。 YouTubeやフォニックスソング、絵本などを活用!
2. CVCワードにチャレンジ
「C(子音)-V(母音)-C(子音)」のシンプルな単語(例:cat, dog, sun)から始めると、音のルールがわかりやすいです。
3. ゲームやカードで楽しく
フォニックスカードやクイズ形式のゲームを取り入れて、遊びながら学ぶのが効果的!
4. 英語の絵本で実践
フォニックス対応のリーダー絵本を使って、実際に読んでみる経験を重ねましょう。
まとめ:フォニックスは英語の”読み書き”の土台づくり
フォニックスを取り入れることで、英語の読み書きの力がぐんと伸びます。 単語を丸暗記する負担が減り、自信を持って音読できるようになると、 英語の楽しさも倍増!
「英語が読めるようになってきた!」という達成感は、 子どもにとって何よりのモチベーションになります。
まずは1日5分、楽しいフォニックスタイムを取り入れてみませんか?